傘をよく使う季節に向けて再確認!安全でエレガントな傘のマナー

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4月に入り紫外線が強くなり、日傘を使い始めた方も多いのではないでしょうか。4月の紫外線量は9月とほぼ同じと言われています。傘は、長く先が尖っているので、一つ間違えると、周りの方にけがをさせてしまうなど、トラブルに発展しやすいアイテムの一つです。そこで、安全に自分も周りの方も快適に傘を使用するために気を付けたい、エレガントな傘マナーをポイント別におさらいしてみましょう。

傘の開き方

先を上に向けて傘を開くと、骨の先が周りの方の顔などに当たることがあり、危険です。周りの様子をよく確認し、先を斜め下に向けながら、ゆっくりと開きましょう。ボタンで開くタイプの傘でも、手を添えながら開くと、勢いよく開いてしまうことを防げます。

傘を差しながら歩くときは

傘を差して歩くと、普段よりも広くスペースを使います。基本的には、肩にかけたりせず、柄を真っすぐにして差しますが、狭い歩道などでは、真っすぐに差していると、すれ違うことが難しいことがあります。そのような場合は、互いに傘を傾け、譲り合う気持ちをちょっとしたしぐさで表すことができると、人としての品性が感じられますね。

傘の閉じ方

傘を閉じるときも、周りの方にあたってしまう可能性が高い場面です。差したままの状態で、少しすぼめてから、下に向けて完全に閉じます。横に向けた状態で閉じると周りの方に水滴がついてしまったり、傘が当たってしまったりするので注意したいですね。

階段やエスカレーターでは

階段を昇っている時、前の方の傘に当たりそうになった経験はありませんか?階段やエスカレーターでは傘を斜めに持っている方がとても多いのですが、後ろの方に当たってしまい危険です。

後ろを歩いているのが小さな子供だった場合、斜めに持った傘の先はちょうど子供の顔の位置です。階段やエスカレーターでも、傘は真っすぐ、地面に対して垂直に持ちましょう。傘の手元の曲がった部分ではなく、指先をそろえて少し下の方を持つようにすると真っすぐに持ちやすくなりますよ。

百貨店などの中では

百貨店など、建物の中に入るときには、入口に設置してある傘用のビニール袋や、しずくを落とす傘振り場などを利用しましょう。決して閉じた傘をバサバサと振り回してしずくを落とすことはしないようにしたいもの。濡れた傘をそのまま持って建物に入ると、床が濡れてしまいます。床が濡れると、滑りやすくなるので、他の方が転倒してしまう可能性があります。また、外を歩いた靴の裏は砂ぼこりで汚れていますので、それに水分が混ざると、建物の床に泥汚れがついてしまいます。建物の中に傘を持ち込むときにも周囲の方に配慮した行動をしたいですね。

自分も周りの方も気持ちよく過ごせるように

今回はこれからやってくる季節に合わせて、傘のマナーをおさらいしましたが、どんなときにも、周りの方への配慮を忘れないことが大切です。自分の事だけでなく、周りも気持ちよく過ごすことができるように配慮できる余裕を持ちたいですね。

Kako

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美所作アドバイザー、Webライターとして活動中。 美しい所作、美容、子連れ旅行、育児などのジャンルについて執筆。

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